アメリカという国



 昨日(2002/9/11)いろいろなメディアを見ていて改めて思ったのですが、アメリカという国はどうも好きになれません。
 もちろんテロは許されるべきものではありませんし、犠牲になった方々やその家族、親しかった方たちの心の痛みは想像を絶するものだと思います。でもその痛みを憎しみに変えて力(軍事力)で報復することは正義なのでしょうか?
 
 正義と悪の戦いは物語の中だけです。現実は正義と正義の戦いです。もし悪があるとすれば罪の無い人々に理不尽な死や悲しみ、苦しみを与えることなのではないでしょうか。
 
 そうは言っても軍事的行動にでるのは止むを得ないのかも知れません。でもそれが苦渋の選択の末の決断ではなく、正義のための聖なる戦いと美化して自らを正義のヒーローのようにかっこつけるのはどうかと。誤爆や巻き添えでただでさえ苦しい生活をしている罪の無い難民を殺しても見て見ぬふりなのはいかがなものかと。
 
 スパイダーマンやバットマンに憧れる子どもが本物の銃や爆弾や核兵器を手に「地球の平和はボクが守るんだ!悪い奴らはこれでやっつけてやる!」とヒーロー気取りになってるような気がしてならないんですよね。あの国は…。
 

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