少女マンガの男の子

 土曜の朝のテレビ東京でこの春から少女マンガ原作のアニメが始まりました。
 キレイなお姉さんに変身+アイドル物という「クリーミーマミ」系の「満月をさがして」
 セーラームーン+ネコ耳メイド服の「東京ミュウミュウ」
 居候妖精系の「ミルモでポン!」
 原作が「りぼん」や「ちゃお」のマンガとはいえ、ヲタなお兄さんもターゲットに含まれてるのは明白です(特に真ん中のヤツ)。小5の長男がこの3連コンボにやられてしまって休みだというのに毎週早起きして観てます。将来がとても楽しみ不安です。
 
 しかしこうやって3本続けて見せられると、キャラクターのオリジナリティの無さが浮き彫りにされてしまいますね。ヒロインの性格や髪型はこの3本だけでなく他にも同じようなのがいくらでもいます。ツインテールは私が子供の頃にも流行った気がするのですが、リアルでは加護辻がやるまで長いこと見ませんでした。あれ結構邪魔くさいんですよね。
 で、ヒロイン以上に見分けがつかないのがヒロインが思いを寄せる男の子。みんな直毛サラサラ系の優しくて爽やかな、絶対オナニーなんかしてなさそうな男の子です。少年誌のラブコメの主人公はHな男の子が多いですが、少女マンガではそういうのはダメみたいですね。
 それにしてもこーゆーのを見てると自分がそれぐらいだった頃の恋とか思いだして懐かしくなります。
 
 中学や高校ぐらいの時って、同級生の男の子が女の子のことやHなことばっか考えてるなんて全然思ってなくて、むしろそういうのを嫌悪してたように見えたものです。男子はみんなロクに口きいてくれなかったり女の子の悪口ばっかり言ってたような気がします。「好き」だとか「キスしてほしい」とか思っても、「えー? 俺そういうの嫌なんだよ。」とか冷たく言われちゃいそうで。男の子同士でつるんでる方がよっぽど楽しそうでした。好きな男の子がエロ本見ながらチンコ擦ってるなんて夢にも思わなかったです。だから顔のいい男の子なんかはほんとに少女マンガにでてくるみたいな人に見えたりするんですよね。少女マンガじゃなくても例えばテニプリのリョーマくんや手塚先輩が自分の部屋でエロ本見ながらオナニーしてるなんて思いもしません。いやあお互い現実を知らないってのは怖い。
 夫に言わせるとその年頃の男子といったら「頭の中はソレでいっぱい」だったらしいです。最近のすぐHしちゃう中高生はそういうのをあまり隠さなくなってきたんでしょうか?それがいい事なんだか悪い事なんだかよく判りませんが。
 
 でも男の子も大変ですよね。女の子はキスとかHとかして欲しくても言わないから、「あー、今しちゃっていいのかな、ダメなのかな」とか悩むんじゃないですか? で、して欲しくない時にしちゃったり逆にして欲しいのにしなかったりすると怒られちゃったりして。あー男に生まれなくて良かった。女はいいですよ。あの「くるかな? くるかな?」っていうドキドキ感がたまんないんですよね(笑)。
 それにしてもなんて男の子ってああクールぶるかなぁ? 私の事好きなんだったらもっと嬉しそうにしたりガツガツしたり「もう我慢できないー!」って所もちっとは見せてみろよと。いつも思ってましたね。付き合ってても「ほんとに私の事好きなのかなぁ?」って思うような人ばっかだったような。
 
  まぁ私の場合は昔の話だし、女の子がみんなこんなじゃないと思うんで参考にはならないでしょうけども、好きな女の子が少女マンガの愛読者だったら、ちょっと読んでみると勉強になるかも?



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