映画「冷静と情熱のあいだ」



 最近は時間が無くてほとんど映画を観なくなってしまったのですが、テレビで「冷静と情熱のあいだ」をやっていたので久しぶりにビデオに録って観ました。

 前にも書いたように小説版がすごく好きだったので半分は期待してたんですよ。残りの半分はいわゆる「好きな小説やマンガが映像化された時にイメージと違ってがっかり」という状態になるのではという心配です。案の定「ちげーよ」と思う所がいくつかありました。

 こういう場合設定やストーリーが若干変わるのは仕方ないにしてもキャストにどうも納得がいかない。
 あくまでも私の個人的なイメージでしかないのですが、あおいは松嶋奈々子みたいな日本人に演じて欲しかったしマーヴも白人の長身の男性でいて欲しかった。芽美もショートカットのもっと憎たらしそうな女優の方が良かったし、竹之内豊はまぁいいけどもっと長髪だったらと残念です。それにあれじゃ順正はただの好青年です。原作ではもっとエキセントリックな激しい男だったのに。 ユースケ・サンタマリアと椎名桔平は合ってたw。

 でも一番がっかりしたのはラスト近くで再び二人がベッドを共にしたあとの
 「もう一回しよう。愛してるわ。すごくよ。どんなに会いたかったか、もしかしてあなたにもわかってもらえないかもしれないくらい。」
 というあおいのセリフが無かったこと。
 ケリー・チャンのあおいはこんな事とても言いそうもない。だから駄目なんです。わたし的に。
 あのセリフがなかったら意味が無いぐらいに。

 小説版は読むと切なくなるので読み返せない。映画も小説ほどじゃないけどやっぱり痛くなった。恋愛映画を楽しんで観れる人ってのはみんな幸せなのかなぁ? なんか寂しくなるだけなんですけど。私。

 待つのはもう疲れた。どっかに私のことを忘れられなくて待ってる男とかいないもんだろうか?(前にも言ったな)



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