「あたしンち」の母
幸せな人っていうのは日常の中のほんの些細なことにでも幸せを感じられる人なんだろう。
最近
「あたしンち」
にハマってます。
大地丙太郎監督は間の取り方が絶妙で独特の…などというマニアックな話はおいといて、とにかくあの「母」のキャラクターは凄いですね。特にビジュアル的に。
はんぎょどん
かと思いましたよ。つーかいまどきあんなおばさんパーマの「母」はいないだろう。ちびまる子ちゃんのお母さんじゃあるまいし。
でもぐーたらママなのかと思ったら意外と家事をちゃんとやるんですよね。お弁当はセンス無いけど。ああいうのが多くの日本国民の共感を得られる母親像なんだなー。理想の母親じゃ無いかもしれないけど、ああいうお母さんがみんな好きなんだね。自分の母親だったらどうかは別として。
銀行の待ち時間の間に急いで他の用を済ませたり、空き箱にちらかってるものを整理してぴったりだと喜んだり、部屋の模様替えをしてみたり、そんな「主婦」としての日常の中で大きな幸せを感じられるような母であることが、家族にとっても本人にとってもきっと良いことなんだろう。
アニメやドラマの中の「母」はホームページも運営してないしロックバンドもやってない。せいぜい仕事(パート)に行くか、カルチャースクールに通うか、ママ仲間とカラオケに行く程度の個性しか与えられていません。そんなテレビの中の「母」を見て育っていくうちに「母」とはこういうもんなんだと刷り込まれて、でもいざ自分が「母」になった時に我がままし放題だった独身時代とのギャップについていけなくてキレる。
どうもモニターの中の「母」たちを見てるとどうもそんなことを思ってしまうのですよ。
「あたしンち」は面白いし好きです。
ユズは可愛いしみかんの気持ちはよく判る(笑)
でも私は
ハレのママのウェダ
がすごく好きだったんだよなー。
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